カプセルがのめないときは
カプセルがのめない理由には大きく分けて以下の5つがあるようです。
  • カプセルが口の中やのどにくっついて、うまくのみ込めない
  • カプセルが大きすぎて、のみ込めない
  • 嚥下障害のため、水がのめない
  • 嚥下障害のため、固形物がのみ込めない
  • ゼラチンアレルギー
基本的にはカプセルがのみ込めないからといって、カプセルをあけてのんではいけません。その理由はなぜそのくすりがカプセルになっているのかと関係しているからです。あなたのくすりがどれに当てはまるのかは、お近くの薬剤師にご確認ください。
カプセルにしている理由 カプセルを外してのむとどうなるか
味やにおいが悪いくすりをのみやすくしている 「まずい」「苦い」「くさい」を我慢できるなら、カプセルを外してもかまわない
胃や食道に対する刺激を減らしている 胃や食道を荒らし、胃潰瘍などを起こす
くすりが胃酸で分解されるため、腸に入ってから溶けるカプセルに入れている 効果が得られない。また、胃や食道を荒らし、胃潰瘍などを起こす可能性も大きい。
くすりの効果を長持ちさせるため、ゆっくり溶けるカプセルに入れている 体内に急激に大量のくすりが取り込まれるため、重い副作用を起こしやすくなる。また、効果が長持ちせず、本来の目的を果たせない。
くすりの量が少ないため、計量の誤差を防ぐ 誤差が大きくなり、思った効果が得られない。
カプセルはゼラチンで作られているので、湿気があるとくっつきやすくなります。つまり、先にくすりを口に含むと口の中にくっつくし、水なしでくすりをのもうとするとのどにくっついてのみ込めなくなるのです。くすりをのむ前に水を少しのんでのどをうるおしましょう。次に水を口に含んでからカプセルを口に入れます。このとき、少しうつむくようにすると、カプセルが水に浮かんだ状態になります。そのまま一気にのみ込むと、うまくのみ込めます。くすりの入っていない空っぽのカプセルが市販されています。練習して、カプセルののめる人になりましょう。
お年寄りやお子さんで、カプセルが大きすぎてのどを通らないという時は、医師か薬剤師に相談するのがベストです。粉ぐすりに代えてもらったり、大きなカプセル1個の代わりに小さなカプセル2個というように変更できる場合もあります。
嚥下障害のため水がのめない方には嚥下補助ゼリーがお勧めです。カプセルごとゼリーでくるめば、つるりとのみ込めます。
嚥下障害のため固形物がのみ込めない方。ぜひ、医師・薬剤師にご相談のうえ、別なくすりに変更してもらってください。ただし、胃瘻や腸瘻からの経管栄養を行っている方は粉ぐすりに代えてもらうよりも、カプセルのままぬるま湯に溶かして注入した方がいい場合もありますので、そういったこともご相談なさってください。
ゼラチンアレルギーの方。カプセルは無理。医師・薬剤師にアレルギーがあることを必ず話してください。市販薬もカプセルは避けて通りましょう。
2009年2月6日作成
K.Asari
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